あしたは [あなたとともに]
生きるってなんなだろう？
死ぬって何なのさ？
自分が生きている意味あいは？
俺の存在を誰が必要としているのだろう？
俺の存在って？
親の自殺を止める為に
親を精神病院に強制入院させた
その俺が
日々、自殺を考えている
先日、かぁちゃんから手紙が来た。
家に介護のベットが無くても良いから
今すぐ帰りたいと。
腰が痛くて通常の床には寝ても、起き上がるのは不可能
まだ、かぁちゃんは自殺を
俺 ぼちぼち
限界かも知れん
でも 出来るだけ頑張るよ
かぁちゃんもガンバレ。
心の痛み [あなたとともに]
今週の月曜日
家庭裁判所に書類を提出に行って来ました
これで、かぁちゃんを合法的に監禁出来るはず
しかし、裁判所書記官から手紙が
かぁちゃんの戸籍に５０年も前に死亡した
俺の父親の死亡確認が載ってないから受理出来ませんとの事
再度、東北まで速達で謄本の再依頼しました
しかし、今回 東北の地震
日にちの無い俺の依頼は どうなるのでしょう？
俺は、けっして裕福な生活環境では、有りません
市役所、家裁に行くにしても早退届を出さなくては成りません
事、事件の早急性が問われるなら
裁判所も、こういう書類が必要なのでと
裁判所で依頼 取り寄せを出来ないものなのでしょうか？
素人の私には判りません。
日にちが経つたび私は思います
愛知医大で
自殺を仄めかしている患者を
強制的に退院させた事を。
家族や地域の介護ケアーマネージャーの懇願も
聞き入れて貰えなかった事を。
あのとき愛知医大に思いやりの気持ちがあれば
心のケアーを考えて対処して頂いていたら
事態は変わっていたと思います。
目に見える傷だけを治すのが医者なのでしょうか？
人には心の傷もあるんだよね。
かぁちゃんは 恐らく
格子の中の生活は しなくても済んだかも知れない。
明日で一週間 [あなたとともに]
愛知医大から転院して
地域のケアーマネジャーの方などに意見を伺いながら はや一週間
愛知医大に入院してたときは、毎日 新聞などを届けてましたが
それは、やらないほうが良いとの意見があり
かぁちゃん 俺はね 顔が見たいんだよ 話しがしたいんだよ
でも いま会っても かぁちゃんは家に帰りたいだけ
目的は自殺だろ？
土曜日 午後 介護のベット
かぁちゃん入院中だから持って行かれました
外泊や外出して来てもベットがありません
ごめんな
土曜日、家裁に提出の書類が揃いました
６月７日 誕生日を迎え
我が人生で最悪の誕生日でした
いま現在も 心は遥か遠い何かを追いかけて 空ろです
友人や飲み仲間と行きつけのお店に行っても
楽しさも感じず
上辺の笑いしか出来ません
かえって苦悩のみが増加する気がする毎日です
かぁちゃんも残り少ない日々の生活を拘束され
食べたいものも食べられず、行きたいところも行けず やりたい事も出来ず
苦しいだろ 悲しいだろ
俺や周りのみんなも かぁちゃん以上に苦しみ悩んでいるんだよ
みんな自分が見つけられません。
叫び [あなたとともに]
先日、愛知医大から東郷町の病院に
かぁちゃんを転院させました。
愛知医大の病室から感じていたんだね
家に帰らないのなら動かんと
でも配送の方に気を使い
ベットから車椅子に移動してくれたね ありがとう
病棟の看護師さんも誰も手伝っても
転院する事の、かぁちゃんの心のケアーしてくれなかったね
黙々と転院の準備をする俺に
家に帰るよと言う、かぁちゃんに
俺は、ただウンウンと頷くしか無かったよ
車で移動中
道が違うと言ってたよね 家に帰ると
東郷の病院の前に着いたとき、嫌だ、イヤダと
診察を受ける際も、かなり抵抗して こんな所に入院しないと。
簡易的な問診診断で病棟へ移動し
抵抗が激しい為、腰、手をベットに縛られ
こんな格好の親を見て嬉しいか？
かぁちゃん言ったよね 誰がうれしいんだよ
このまま連れて帰りたいよ 帰れば家で、また自殺をするだろ？
集合住宅で、そんなの駄目だよ みんなが嫌な思いをするからね
でも 嫌だよね そんな所に居るの。
愛知医大から持ち込んだ私物の大半は、この病院では
許可されず持って帰ったよ
財布、お菓子、洗面道具、衣類、杖までも
こんな人生の週末 嫌だよね
でも、もう一度
生きる努力してくれよ
死ぬ為の努力ではなく、共に生きる努力を
このままでは俺は
自殺ほう助者の道を選びそうな気がするよ
かぁちゃん 俺の心の痛みも
わかってくれよ。
あした 転院だね [あなたとともに]
かぁちゃん ごめんな
俺も、誰も かぁちゃんを閉じ込めたく無いよ
かぁちゃんが自殺を図った日、朝、八時に見つけたのは俺だよ
どれだけショックで悲しかったか 苦しかったか判るか？
重子が朝 仕事に出掛ける時 行ってくるね と 言うと イッテラッシャイと
手を振るのに
きょうは、いつもと違うから気を付けて と 教えてくれたから
朝 七時に、何か食べたい物は？
医者に行くなら乗せて行くよ？ そう言っただろ。
かぁちゃん 言ったよね
きょうは ええわ 腰が痛いで動きたくないでと
それなら夜 来るで 食べたい物あるか？と聞いたら
何でもええわ と 言ったよね
それで俺は仕事に戻った。 でも
重子から電話で 早退してかぁちゃんの傍に付いていようか？と
連絡があったが 俺は 母の日にお祝いの翌日に
そんな馬鹿な事は無いだろうと
重子に 大丈夫だわ 腰が痛いで きょうは医者も行かんげな
そう言って伝えたけど 俺も不安に思い
会社の仕事の途中 仲田荘に寄って 服毒を図った かぁちゃんを見つけました
急遽 救急車を呼び 名大、東市民とキャンセルされ
愛知医大になりました。
その後の病院生活は、かぁちゃんが体験したとおりです。
愛知医大と俺は、かぁちゃんと面会 可能か話し合いました しかし
かぁちゃんは重子を恨み、標的にして
再度、自殺を図る可能性が高いと 面会を拒否されました。
でも、新聞が見たいだろう
週刊誌が見たいだろう
ゼリーが食べたいのではと重子が買って来てくれました。
おかぁさんに持って行ってやってと。
５月２７日 重子と離婚しました
かぁちゃんに最後に
怒らせてばかりの馬鹿な嫁ですみませんでしたと
謝りたかったそうです。
かぁちゃんでは無いけど重子も自殺 しかけてました。
かぁちゃんには、くれぐれも宜しく、お世話になりました と
コトずかって居ます。
今回、愛知医大関係者の方々の御尽力で和合病院を紹介して戴きました。
かぁちゃんが自力で仲田荘で生活出来る体力、気力を
復活するまで頑張って欲しいのです。
いま現在 帰宅しても かぁちゃんの身の回りの世話を出来るのは
誰も居ません 俺だけです。
俺が出掛けたあと、今のかぁちゃんは また自殺を図る気がします
だから、愛知医大の先生方も帰宅、外泊を許可しませんでした。
俺だって嫌だよ 誰が好んで親を入れたいものか
かぁちゃん 寂しかったんだよね きっと
ほんとは重子も憎いとは思ってないのかもね
幸ちゃんと別れた悲しさ
江美も再婚し出産 よけいに自分の手の届かぬところに行ってしまった
息子の俺は、あいも変わらずそっけない
偶然か神のいたずらか
同じ時期、重子の親、兄弟の病気や不幸があったよね
見舞いなどを貰い ほんとに喜んでいました
でも、かぁちゃんも痛かったんだよね 辛かったんだよね
だから安城、安城の気にばかり成ってとか、ゆっくり出来てよかったね
とか言ってしまったんだよね
江美にも今更 文句も言えない
息子の俺は馬鹿だから文句も通じない だから
あとは重子だけだもんね 言えるのは
悪く言っても自分に、もっと甘えて欲しかったんだよね
でもね俺や重子は、それが出来なかったんだよ したくてもね
かぁちゃんは、知らないうちに俺たちの間に壁を作ってしまったんだよ
江美とかぁちゃんの壁、滝川の壁
親子であっても親子でない心の壁を
永久に俺たちが壊しえない壁をね
江美が桃が俺や重子に懐けば、幸ちゃんを想い怒りが。
幸ちゃんも桃も俺には孫だよ かぁちゃんに気兼ねして手紙も
電話も出来ない、たとえ電話をしても
かぁちゃんに報告も出来ない。
幸ちゃんは、自分だけが可愛がった 愛した
それを置いてきた江美に対する恨みなどが心の底にあるのかもね。
滝川が嫁は、こうあるべきと聞けば怒りが
せめて滝川が打算ばかりでなく かぁちゃんの友人なら
そうだわね そうだわね ばかりでなく
よその家の嫁の ほんの小さな良い所を見つけて
その家族が丸く行くように行動、発言するのが あの年配だと思う
先日も、私はお姑さんに、こうして来ました ああして来ましたと
能書きを言っていた。
みんな、それぞれに環境、事情が異なります
その考えを押し就けるなと怒鳴りました。
今回のかぁちゃんの自殺行為を促進させた滝川の発言、行動を
一生 許す事は出来ません。
今回、医者や警察、役所に、これからどうすべきか相談して来ました
医者の考えからも再度の自殺願望がある限り
帰宅は、させないほうが懸命である。
そういう結論に達しました。
自殺カウンセラーの方に、これまで重子や俺に送った文面を見て頂ました
これは、原因は嫁とか息子さんとかではなく
おそらく、自分自身が思うように動けなく成った事 それと
迷惑をかけたらいけないと思う心が
たんに理由付けとして、奥さんを標的にしたと思えます。
寂しい人ですね
そう言っていました。
今回の病院は遠いので、そうは来れません
何か欲しいものがあったりしたら看護師さんに言って電話でも
かけて貰ってください。
仲田荘で また みんなで楽しく
ビールで、おめでとう乾杯が出来ると良いね
一日も早い 心の回復を祈っているよ
この文面を書きながら
南知多での潮干狩りや、旅先での、かぁちゃんや重子の事を
思い出します。
先ほども申しましたが、重子と離婚後
不自由な毎日を送っています。
今は、かぁちゃんを仲田荘に連れて来てもカバー出来ません
早急に再婚相手でも見つけれたら良いですがね
この歳では難しいかもね。
４月～５月～６月初旬と、かぁちゃんの病気や何やらで勤務時間が不足で
日給月給なので所得が有りません。でも 心配しないで下さい
出来る限り頑張ります。
かぁちゃんの入退院、自殺の件は江美には知らせて有ります
今度、病院が変わる事も伝えました。
しかしながら、母子ともに体調が悪く、早急な面会は無理かと思います
滝川さんとの面会は医者の判断の許に委ねたいと思います
かぁちゃんは俺が、あんたを憎んでると言うけど
そんな事ないよ 思い込みだよ
どこまでいっても俺は、かぁちゃんのこども
かぁちゃんは俺の親だよ
誰のせいでもなく、こだわりのない 打算の無い
笑顔の日が,家族のあり方が来るのが俺の夢だ。
みんなで旅行に行ったりした時、よく言われたよね
おばぁちゃんと重子は良く似ていると
何でも言い合えるホントの親子みたいだねと
小林整形や、はちや整形、一緒に食べに行ったラーメン屋さん
みんな 言っていたよね。
俺はね 嬉しかったんだよ。 会社の社長の奥さんも
息子より奥さんと親子みたいだねと
よく似ているよと。
重子の昔の離婚原因は、夫の道楽と仕事をしない、暴力
姑のいじめが原因だったと後に
置いて来た子供らに聞きました。
志田の家に来て ホントに良かった
かぁちゃんも何でも言える 嫁が来てくれたと
喜んでくれる時が来るのではと毎日 祈っていたよ。
でも俺の不徳の致すところ
かぁちゃんも重子も江美も不幸にしてしまったね ゴメンな
俺もこれまで 何度も自殺を考えたよ
でも、かあちゃんを残しては逝けないと いまの俺があります。
こうやって、かあちゃんが死ねなかったのは
神様や、天国の父が
まだ来るな 息子や孫、みんなを助けてやれと
言っているのでは、ないのかな？
かぁちゃん頑張れ
痛いけど明日の為にリハビリしろよ
いま、かぁちゃんが乗り越えなければ成らないのは
痛みに打ち勝ち、じいちゃんみたいに
寝たきりに成らない事だよ
それから立ち上がり俺を叱咤してくれよ
こんな馬鹿息子だけど
これからもヨロシクね
